組込み分野におけるDX推進への期待

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「DX INITIATIVE２019」が7月26日に開催された。テーマは「モビリティ産業に見るデジタルトランスフォーメーション」。産業界、行政、アカデミア、政界など各界から第一人者を講師に招き、講演およびパネルディスカッションが行われた。一般社団法人組込みイノベーション協議会理事・副理事長/DX Initiative 2019 プログラム委員長の村山浩之氏は冒頭、開会の挨拶で「自動車業界は100年の一度の大変革期を迎えている。社会や産業全体も変化の時代に入り、今後も日本の経済を支える重要な産業として強みを発揮していくことができるのか。逆に弱みになるのか。変わることができるのかが今、問われている。ダーウィンの言葉にあるように、生き伸びることができるのは最も強いもの、賢いものではなく、唯一変わることができるもの。この言葉は自動車産業がモビリティ産業に変わる今、相応しい言葉だと思う。しっかり刺激を受けて今日のイベントを楽しんでもらいたい」と述べた。以下、各講演内容をレポートする。
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